祖父と父が自営業で、自身もいずれ自営業を、という長年の夢実現のため悩みに悩んだ末に一部上場企業を退職。会社買収による事業承継に挑む。引退したい社長と交渉が進むものの、交渉継続が困難な相手事情により買収を断念。一時進むべき道を見失うが、この経験から社長の引退成功には事前の準備が重要と悟り、事業承継を支援するコンサルタントに転身。

しかし後継者不在、財務悪化、小規模会社は売れないとの思いこみ、次の人生を描いていない等から廃業しか頭にない多くの社長に直面。途方に暮れるが、負債を抱え実際は廃業も容易でない事実。廃業できても苦労して築いた事業を残せない無念に気づく。そこから引退戦略をたて、計画的な財務改善や知恵工夫の仕組み化で企業価値を高めることで事業承継（会社売却を含む）が可能となる一方、万一廃業せざるを得ないときも手元に資金が残せると思い至る。また新たな生甲斐を見い出し第２の人生を構想することで、実りある第２の人生が可能と確信し、幸福な引退へ道案内する社長リタイアサポーターとして今日に至る。

事業承継か廃業か。引退をめぐって悩む社長がいずれにしろ幸福感に包まれた引退を実現するには、そのための戦略と入念な準備が必要です。

特に後継者のいない社長は、何ら手を打たなければ自ずと廃業を選ぶことになってしまいます。しかしこれまで社会に貢献してきた事業が、またその中で活かされてきた知恵工夫が、廃業で一瞬に無くなってしまうのは勿体ないことです。戦略を立て第三者がぜひ買いたいと思えるように準備すれば、会社売却が可能です。結果として売却できなかったとしても、準備した努力で廃業による損失を少なくすることが可能となります。たとえ後継者がいなくとも簡単に諦めず、良い意味で足掻いてほしい。一部上場企業で法務や財務などの部門長を歴任した経験を基に、５つの戦略でお手伝いをさせていただきたいと思います。

事業や知恵工夫の消失を少しでも防ぐ一方で、社長としてのこれまでのキャリアを第２の人生でも活かし、再び社会貢献できるよう応援することが私の使命であり、それが日本経済のためになる。そのように信じています。「先ず貢献。成果、報酬は後からついてくる」をポリシーに頑張ります。