「月２回２時間の幹部会で円滑な世代交代を実現する７つの鍵」をもとに、幹部会を通じて「先代の頭の中を見える化」し、後継者が経営者としての「意思決定力」をつけ、今後の事業モデルを構築し、次世代体制を構築することを支援する専門家。
　後継者が使命に気づき、使命感を持って経営に取り組む使命経営塾の塾長として毎年20名を育成している。

１９７２年、岡山生まれ、岡山、大阪、東京で活動中

　３人の会長のもとでNo.２、後継者として期待されるが、求められる経営者像と自分のスタイルとの違い、先代とのギャップに悩み、苦しむ。
　与えられている性格、才能、役割を知り、自らの使命に気づくことで、自らの強みを活かしたマネジメントスタイルを確立し、４社の取締役として開花。４社全てで株主配当できる体制を構築した。

　その後、トップダウンで経営改革を進めて行くも、次世代体制が構築できず現場とのギャップやコミュニケーションで苦しむ。
　月２回、２時間、幹部会を実戦的な「意思決定トレーニング」の場として活用し、先代の思いと後継者の思い、今後の経営の方向性を「使命経営方針書」で示し、「経営、財務、人事の一貫したマネジメントシステムで経営を見える化」することで、ボトムアップで世代交代を実現している。
　世代交代は、中小企業が今後の方向性を明確にし、後継者が覚悟を持って経営していくための絶好の機会と信じ、これからの世の中に必要とされる企業をともにつくっていくことを本気で目指している。

・魚の卸売りから人手不足に悩む量販店、飲食店向けの商品開発、加工業へ経営革新し、営業利益10％改善、40億へのV字回復
・ゴルフショップから宅配レンタル、マーケティング会社への経営革新
・先代の思いを引き継ぎ、今後のビジョンと方針を明確にした使命経営方針書で、地域医療のモデルとなった総合病院

にも関わらず、
「親子で喧嘩ばかりしている」「社員はこのままで大丈夫だろうか」という企業が数多く存在します。

それは、世代交代を通じて業績アップと人材育成を両立できる鉄則を知らないからなのです。
世代交代をきっかけに、意思決定プロセスを共有し、マネジメントを見える化し、安定した業績を上げていくにはパターンと言うべき鉄則があります。

私は、
「世代交代は、中小企業が、これからの世の中に必要とされる存在に生まれ変わる絶好の機会だ」と本気で信じています。